NLP:モデリングの破壊力
NLPのスキルの1つである「モデリング」。
そのスキルの根拠となる前提が、
「他人が出来るものであれば、自分にも出来る」
というもの。
国内のNLP団体のセミナーですと、今回のモデリングに限らず、その他のスキルについても、多額のお金を払ったものの「果たして、身に付いたのであろうか?」と疑問に持つことが非常に多いでしょう。
その点、海外のNLPのセミナーは一味も二味も違います。
現在、NLPはクラッシック・コードNLPやニューコードNLPの他にも、様々な流派に分かれています。
今回、ご紹介するのは、その中でも、「タイムライン・セラピー」を開発した、タッド・ジェームズ氏によるマスター・プラクティショナーにおけるモデリングのスキルの結果です。
凡人の感覚からすると、空手家が何年もかけて、やっと達成できる「板割り(board breaking)」を、ほんの数時間のエクササイズで難なくこなしていきます。
コースに参加したスブの素人が、周囲の雰囲気もノリノリで、次々と、分厚い木の板を素手でぶち割っていきます。
こちらは、別の団体における、やはりモデリングのスキルの結果。
こちらは、何の予備動作もなく、しかも、か細い腕の女性も「軽々と」割っていきます。
さらに、信じられないことに、小学生低学年くらいの男の子が、板割りを成功させています。
(8:30 あたり)
見事に板を割ったあと、演者は実にうれしそうなので、動画はヤラセではなく、本物であると思われます。
上記2つの動画は、もしかしたら、体重をかけて割っているかもしれない、とも考えられるので、以下の動画。
5番目の女性は、なかなか板が割れないのですが、手が痛くならないのかな?と思います。
また、このエクササイズの場合、板に何か絵が書いてあるようです。
こういった実演を見る前は、私達の意識の中には、
「何の鍛錬もない素人が、いきなり素手でブ厚い板を割れる筈がない」
という、制限となる思考があることに気付きます。
そして、そのような制限となる思考をNLPのスキルにより取り外せば、
「自分は何でも出来るのだ」
というビリーフが出来上がり、その後の人生における行動パターンも変化することでしょう。
知り合いに、NLPトレーナーがいる、あるいは、セミナー参加を考えているNLPの団体があったら、上記の動画を見せて、「板割り(board breaking)出来ますか?」と尋ねてみましょう。
ナンチャッテNLPerをオチョクルには、良い題材かもしれません。
あと、個人的に興味を持ったのは、中国拳法との関連です。
上記の動画で、板を割る際、非常に短い(小さい)動作で、かつ、掌底打ちで行っています。
所謂、「寸勁」。
下記の動画は、NLPとは全く関係のない、「太極拳(英語表記:Tai Chi)」のデモです。
インストラクターが自分の手に持った、板を、本当に何気ない動作で割っています。
0:24 と 3:20 あたり。
NLPのモデリングのスキルを応用すれば、長年の修行が必要とされている、中国拳法もアッというまに修得できるかもしれません。
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