右効き・左効き
つい最近まで、存在自体は知っていたものの、実際に今まで利用した経験が無かった、公共の施設である、市営の図書館に、今では暇をみては足を運ぶようにしています。
結構、面白いモノです。
公共の施設ですので、当然、利用は無料。
私の場合は、埼玉県の大宮に住んでいますので、さいたま市内に散在する、市内の図書館が全て利用可能となります。
街中にある本屋さんのように、最新の書籍などは、さすがに置いていませんが、館内をブラブラしてみると、「ヘェ~、こんな本が出版されていたんだ。。。」いうような本を必ず、目にすることウケアイです。
そんな私が興味を引かれて借りてみたのが、
ビジュアル版「脳と心の地形図」Rita Carter 著
です。
第一版は1999年12月とかなり古いのですが、その中に面白い記述がありました。
今、改めてアナタの知っている人を思い浮かべてみると、「右利き」の人がほとんどで、「左利き」の人は、とても少ないと思いせんか?
この本によると、人類の9割は「右利き」で、残りの1割の人が「左利き」とのことで、さらには、この割合が「人類の歴史の中で全く変わっていない」と書かれています。
この「右利き」「左利き」なんですが、これは後天的(生まれてからの環境によって決まる)な性質ではなく、生まれる前から、既に決まっているとの事です。
何で、そんな事が言えるのかというと。。。
お母さんのお腹にいる胎児を機械を使って観察してみると、殆どの胎児が「右手の親指をしゃっぶている」と書かれています。
素人目&単純に考えると、「右利き」「左利き」というのは、半々の割合だと思いがちですが、改めて詳しく調べてみると、不思議ですネ~。。。
そして、まことしやかに言われているのが、世間で言うところの「天才」は左利きが多いとの事。
有名どころでは、レオナルド・ダ・ヴィンチやピカソ、ポール・マッカトニーにアインシュタイン、そしてモーツァルトも左利きだった。
このように天才が多いのは、「左利きの人が右脳をよく使っているからだ」と、よく言われるが、本当のところどうなんでしょうか?
真偽の程は、科学的には証明されていませんが。。。
私の母親は、書道の師範の資格を持っているので、チョット、聞いてみたところ、昭和初期の頃は、自分の子供が左利きだった場合、強制的に訓練して、右利きに矯正したそうです。
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