マクドナルド創始者が使った自己催眠
レイ・クロックという人の名前をご存知でしょうか?
実は、彼は、世界的なファースト・フードチェーンである「マクドナルド」を創設した人なのです。
彼は、マクドナルドのビジネスには、52歳の時に着手し、それまではミルクセーキのミキサーのセールスマンだったようです。
ビジネスの推進には様々なストレスや困難があり、夜も眠れない時もあったでしょうが、彼の場合、自己催眠を用いて、熟睡し、4時間の睡眠時間でもバリバリ働けたようです。(彼の自伝より)
面白かったので、そこの部分をメモっておきました。
この時期、問題に押し潰されない方法を私は学んだ。
一度に一つのことしか悩まず、問題をズルズル引きずらない。毎晩、眠りにつく前に、独自に開発した自己催眠を行った。
それについての本も読んだかもしれない。
とにかく自分なりにアレンジしたスタイルで、平穏な気持ちで眠りに就く方法を編み出したのだ。
これがなければ、翌朝、明るく新たな気持ちで接客することなどできなかっただろう。まず、頭の中に黒板をイメージする。
緊急のメッセージで埋め尽くされているが、黒板消しを持った手が、それを端から消してきれいにしていく。
頭の中をこれで空っぽにした。
途中で雑念が生まれたら、大きくなる前に消し去った。次に、身体をリラックスさせた。
首の後ろから下がっていき、背中、肩、腕、足、そして指先まで。
終わる頃には深い眠りに就いていた。
慣れるに従って、一連の手順を短時間でできるようになっていた。私が一日12時間から14時間働いた後に、客の接待を夜中の2時や3時まで続け、翌朝早起きして客に会いに行くことに驚く人は多かったが、秘訣は、一分の無駄の無い、質の高い睡眠にあった。
4時間しか寝られない日もしょちゅうあったが、質の高い睡眠をとるよう心掛けた。「成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者」
レイ・クロック,ロバート・アンダーソン 著
野崎 稚恵 (翻訳), 野地 秩嘉, 孫 正義, 柳井 正
また、上記の話で思い出したのが、多分知らない人はいないと思われる、「ケンタッキー・フライド・チキン」の創始者である、カーネル・サンダース氏。
彼は、65才まではどこにでもいそうな、ただのオッサンで、実際に自分の知っているフライド・チキンのレシピをビジネスにしようとゼロから着手したのは、その65才からだそうです。
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