無意識の役割 (1)

  1. 無意識には意識領域が設定した問題を解決する機能があります。これは、脳が本来的に有する重要な機能です。
  2. 無意識は、設定された問題の解決に結びつくヒントを、生活の中から探し出し、それを意識に伝えます。

    (例)
    ある日、明確な理由もなく、フト「あそこに行ってみよう」と思い、実際に行ってみると、そこに現在抱えている問題を解決するリソース(人・モノ・情報等)を発見した。

  3. しかし、無意識はイメージの世界。
    「○○すると良いよ」と答えの全てを言語で教えてくれることは稀です。

    多くの場合、イメージの断片として与えられます。
    これを処理するのが、意識領域の仕事です。

  4. 与えられるヒントの量や正確さは、どれだけ日常生活において刺激を受けているかによって左右されます。
    ならば、設定された期間内は、可能な限りアクティブに行動するのがコツです。
  5. 設期間経過後、与えられた情報を処理します。ここで、上手にやる4つのコツを。。。
    • この処理のプロセスは、あまり真剣にならずに楽しみながらやるのがコツです。
      突拍子もないアイデアが出てきても、それはそれで楽しみましょう。
    • ブレーンストーミングみたいに量にこだわるのがコツです。
    • 実現可能性があるか否かは、もっと後で検討すればよいのですから。
      ですから、あまり批判的にならないで!
      無意識は、私たちが考えるよりもずっとナイーブなのですから。
    • ヒントが出揃ったら、ヒント同士を繋げてみたり連想してみたりして、いじって下さい。
      そして、遊び半分で!
  6. 普段、見慣れている景気(通勤途中など)を、視点を定めずに、「周辺視野」で眺めてみましょう。
    自分では「見た」記憶はなくても、膨大な視覚情報は無意識領域にストックされます。

    そして、後日に必要な時、必要な場面を意識領域に提示してくれるかもしれません。

「イメージした事の多くが、気が付いたら実現されていた」という話をよく聞きます。
これは、意識が形成した問題意識を、無意識が文字通り無意識に処理し、その人の行動を解決へと結びつけた結果なのではないでしょうか?

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