「直感」を司るニューロン(細胞群)
人と他の他の霊長類との差異はどこにあるのかというと、いろいろ議論があるところですが、その差異の1つに「直感」があるのではないかと思います。
直感というと、ちょっとオカルト的というか疑似科学的な印象を受けますが、海外の科学分野のジャーナリストの本を読むと、その直感を司る脳細胞群も同定されている模様です。
それらの細胞群は、発見者の名前に因んで「フォン・エコノモ・ニューロン」と呼ばれています。
場所としては、ヒトの脳の前帯状皮質と、特に右前頭皮質の奥に鎮座ましましているようです。
上記のことを簡単に言うと、直感細胞は右脳に多く分布していると言えます。
ここでの「直感」とは、論理的に考えたり、推測しなくても瞬時に物事を把握・理解する能力のことを言います。
直感細胞はかなり大きく、かつ、脳の別の部分と、膨大な情報を迅速に情報交換が出来るような構造になっているとの事。
ここは、是非とも、オリジナルの文献を読んでみたいところです。
例えば、サッカーとか野球とかの試合で、「どうも試合の流れが変わりそうだ」と感じたり、初対面の人と話していて、論理的にはスジが通っていたとしても、「どうもウサン臭い」と感じるのも、この直感細胞の機能のなせる技です。
男性より女性の方が直観力が鋭い、というのもこれが原因の1つかもしれません。
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