オバマ大統領が使ったNLPテク (10)
オバマ大統領のスピーチには、エリクソン催眠をはじめとした、様々なNLPのテクニックが使われていることを解説したレポート
「An Examination of Obama’s Use of Hidden Hypnosis Technichs in His Speech」
の解説の続き。
オバマ氏のインタビュー場面をよく見ると、僅かに首を右に傾けていることに気が付く。
Tonya Reiman氏が記した、”The Power of Body Language”によると、この「首を右に傾ける」という仕草は、強力なボディーランゲージで、”あえて、自分の弱みを見せる”という意味を持っている。
これは非言語の情報なので、相手の意識では気付かないが、無意識のレベルでは、相手の警戒心を解くことが可能であるとしている。
このような非言語のメッセージをボディランゲージで相手に送ることにより、話している内容を相手に受け入れやすくさせることになる。
人間に限らず、動物界全体でも、この動作は、「相手に急所となる、(首の)血管を無防備な状態を晒すことにより、敵意が無いことを示す」という共通のメッセージである。(・・・らしい。そう言われれば、肉食動物が獲物を最初に攻撃する箇所は首筋だ)
このような例からしても、オバマ氏は自分のスピーチの中で、相手の思考を無意識のレベルで操作する様々なテクニックを用いていることが分かる。
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