緊張しても心臓がバクバクしない方法

通常、例えば、大勢の人前でスピーチをするとか、負けられないプレゼンを行う時など、いわゆる「緊張」という状態に入り、心臓の鼓動が激しくなったり、手足が震えたり、手がじっとりと汗ばんでくる、といった肉体的な変化を自覚できる時があります。

「脳に悪い7つの習慣(林成之 著)」という本にそれを抑えるコツが書いてありました。

それは、「呼吸」です。

本によりますと、上記の現象は

 自律神経が興奮

  ↓

 血中のカテコールアミンの上昇

  ↓

 筋肉の硬直化

という機構のようです。

自律神経は、文字通り「自律」しているので、自分の意識の力ではコントロールできません。

ではどうするか?

それは、「呼吸」を利用することです。

以前のどこかのエントリーにも書きましたが、「呼吸」は意識しなくても(寝てる時でさえも)自然に行っていますし、意識をすれば、自分の意思で速くも遅くも調節可能な、多分、唯一の身体器官です。

その性質を利用します。

本書には、こう書かれています。

息を吸うことは交感神経の働きを高め、息を長く吐けば副交感神経の働きを高めてくれます。

過度の緊張とは、交感神経の働きが勝っている状態ですから、ドキドキしたり、震えたりするときは、息をゆっくりと長く吐きましょう。

このとき、ぐっと深く吐き出すために腹筋を締めるのがコツです。

過度の緊張はもちろん、緊張しやすい人は、日ごろから呼吸法を意識してトレーニングするのがおすすめです。

オリンピックのような大舞台の個人競技では、各選手とも、こういった事をコーチから伝授されているのでしょう。

因みに、緊張すること自体は脳のパフォーマンスを最大限に引き出すために大変重要なことだそうです。

[title01]
[title02]
[body]
[channel]

コメントをどうぞ