ビリーフ(価値観)は国によりこうも違う
ビリーフなどというと、ちょっと難しく考えがちですが、例えば、「食事」に対する価値観などは、同じ日本人同士ですと、その差異は分かりずらいですが、国が違うと同じ食材でもこうまでも違うという実例です。
例えば、私達に馴染みのある「餃子」
ネタ元は、(一部では爆発的人気らしい)中国嫁日記の「餃子は主食」からです。
- 本家では餃子は「主食」である。だから、水餃子だけ。
日本のような「餃子定食」という具合に「ご飯」を一緒に供するという概念はない。 - 「焼餃子」は、翌日に余った水餃子を焼いたものである。
- 中国では、「食べ切れないほど出すのが礼儀。足りなくなるのは失礼」。
逆に、日本では「食べ残すのは失礼」。
だから、知らないで、中国の接待を受けると、倒れるまで食べ続けるハメに。。。 - よって、中国の接待の席では、少し残すのが、「満足しました」の意で礼儀となる。
- 天津飯は中国料理ではない。
- 「芋を洗うよう」という表現を中国語では「餃子をゆでるよう」にと表現する
- 中国へ行って、「餃子」と「ご飯」を注文しても、理解されない。
- (次のコマにある)日本では普通に見かける「ラーメンと餃子のセット」は中国の価値観では理解できない。
イメージとしては、「サンドイッチとミニおにぎりのセット」という感じらしい。(両方とも主食)
(そう言われてみれば確かに変だ。。。)
こんな例を見てみると、「餃子定食」という事実(実物)であっても、価値観(ビリーフ)が異なると、解釈の仕方が異なるという、分かりやすい例ではないかと思います。
片や「それが普通。オイシイ」、片や「こんなの有り得ない!!(それは間違っている!!)」。
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