愛の力?

2004年にある実験が行われました。

どういった内容の実験かというと、既婚女性のボランティアに集まってもらい、各個人の手に結構強い電気ショックを与えます。

結構、痛いらしいです。

電気ショックはボランティアの目の前にあるランプが点灯した後に加わります。

何回か繰り返していくうちに、被験者の脳が学習し、被験者はランプが点灯するだけで、怖がるようになり、実際、MRI(核磁気共鳴画像法)で脳の状態を測定すると、実際に脳が怖がっているのが客観的に分かります。

で、この後が面白いです。

次に何をやったのかというと、被験者の旦那さんに登場してもらい、旦那さんに被験者の手を握ってもらいました。

旦那さんが行ったのは、単に「手を握る」だけです。ただ、それだけです。

すると、どういった結果になったかというと。。。

同じように、電気ショックを与えても、それに対する恐怖の反応度合いが減少することが判明したのです。

具体的には、脳の「島皮質」と呼ばれる、嫌悪を感じる脳の部位の活動が弱まることが観察されたのです。

単に旦那さんが手を握るだけです。

実際、ボランティアの女性にインタビューしても「今のはあまり痛くなかった」と答えました。

面白いですネ。

さらに、面白いのは、これを、旦那さんではなく、赤の他人が手を握っても、同様の効果は認められなかった、という事のようです。

以上は、学術的な内容の実験でしたが、例えば、日本でも昔、怖がりの彼女と一緒に、遊園地のお化け屋敷に入る時、「チャント手を握っていていてネ」という台詞を言うのも、無意識のうちに、信頼のおける人に手を握ってもらうと、怖がりの度合いが低くなる、ということを知っていたのかもしれません。

コメントをどうぞ