ジョークの効用
先日、とあるセミナーに参加したのですが、最近になって、フと気付いたことがあります。
私はこの団体のセミナーには何回か参加したのですが、途中から、理由は分かりませんが、そのセミナーに何かしらの違和感を感じていました。
そして、少し前、海外の方が講師のセミナーに参加した時に、やっと、その具体的な理由が分かりました!!
それは、「笑い and/or ジョーク」です。
この海外の講師は、セミナー中にジョークを連発して、場の雰囲気を自然にまとめていたのに大して、上記の日本人の講師のセミナーは
- ジョークに類するものは、一切言わない。超真面目
- 大人数の前で講義をする時はニコヤカですが、例えば、私とツーショットで話す時という「コンテキスト」下では、ニコリともしない。
Labプロファイリングでいうところの「物質重視型」 - 従って、メタモデルの質問も詰問調
ですから、ラポールなどもブッチギレまくりで、しかもそれに相手自身が気が付きません。
「ナ~ンダ、トレーナーレベルでこの程度か」ということが分かってしまったので、もう、その団体の催し物には参加しないでしょう。
私がその団体に対して「サイレント・クレーマー」と化した一日でした。
ここ数年、私はTVを見ないので、今の番組は分かりませんが、昔の参加型バラエティ番組では、名司会者は、参加者全員の一体感を作り出すために、まず始めに気の利いた「ジョークやユーモア」で笑いを取ることを無意識のうちにやろうと試みます。
この、ジョークやユーモアの効用は、歴代のアメリカ大統領は知っていて、演説やTV番組で活用したようです。
心理学が解説する、何やら難しい横文字のテクニックを意図して使わなくても、気の効いた、相手を「クスリ」「ニヤリ」とさせることが出来る一言があれば、一瞬でラポールを構築することが出来るのです。
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