NLPコーチング:パワフルな質問の方法 (3)
チャレンジする質問にする
適切な質問は、クライアントに関する有益な情報を集め、そして多くの場合、クライアントが何を意図しているのか明確にしてくれます。
特に、NLPの質問は、クライアントが無意識のうちに自分に設けた限界の枠を取り外すことに役立つでしょう。
最終的には、クライアントがゴールに向かって、実際に行動を起こすことに結びつけます。
そのためには、そのためには、セラピスト・コーチは言葉の背後に隠されている、クライアントの会話の中に含まれるビリーフに注意深く耳を傾ける必要があるでしょう。
クライアントが自らの選択を制限するような言葉の使い方をする時、その言葉にはその考えが反映されるので、クライアントは制限を設けている考え方をしているのが分かります。
具体的には、クライアントの言葉から、心の深層部に持っているメタモデルのタイプを判断します。
例
「問題回避タイプ」と「目的志向タイプ」
あなたは、目標を達成しようとして行動を起こしますか?それとも、問題について考えたり、回避しようとして行動を起こしますか?
問題回避タイプ:アウェイ(away)型
避けたい状況、問題について話す。
自分が望まないものに焦点を合わせる。会話例
「自分としては、なんだか毎日、上司から嫌味を言われている気がするし、残業ばかりの日々にはウンザリする」
目的志向タイプ:トゥワード(toward)型
得られるものについて話す。
達成しようとする、望むものに焦点を合わせる。会話例
「自分は、この会社でやりがいのあるポジションと報酬を得たいと思います。」
上記例の場合、クライアントのタイプがaway型だとしたら、toward型に切り替えて、行動を起こすように提案してみるのも一法でしょう。
クライアントのメタモデルのタイプを知る場合、クライアントの話す内容には「耳を傾けず」、クライアントの会話の中に含まれる「名詞」に注目するのがコツのようです。
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