国をあげてセラピスト一万人を養成:認知行動療法

イギリスにおいてはIAPT(Improving Access to Psychological Therapies)という政策のもと、国をあげて認知行動療法のセラピストを養成する取り組みが現在行われています。

目標は、一万人のセラピストの養成です。

国家予算として、三年間で300億円以上の計上しています。

イギリスでは6人に一人が抑うつ・不安に苦しみ、就労不能手当てを受給する数が100万人達するとも報じられています。

また、これによる経済的損失は年間2兆5000億円とされ、この額はGDPの1%に相当。

このため、対策として、2008年度から2010年度までの3年間でIAPTに363億円の予算を拠出。

このようにセラピストを養成・増員し、認知行動療法を実施することにより、うつや不安に苦しんでいる人達の半数は回復し、職場復帰できると考えられています。

このように、国家予算をかけるに至った実例が示すように、認知行動療法の効果は認められています。

「IAPT」
心理療法を身近に、という意。
この心理療法は認知行動療法を示す。

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