アメリカ大統領のカラーコーディネイト
一口に心理学といっても、いろいろな名称というか、切り口の心理学があることは、あなたもご存知でしょう。
私個人として、時々、勉強しているのが「色彩心理学」です。
この間、図書館で借りてきた色彩心理学の本に、こんな記述がありました。
私の場合は、服の色なんてどうでもイイヤ派なのですが。。。(← ユニクロ派)
昔のアメリカ大統領選挙では、テレビ討論会というものが選挙の結果を左右する大きなイベントとして重要視されていました。
それは、アメリカ全土の有権者に大統領候補者のイメージ・メッセージがテレビを通じて直接伝わるからです。
このテレビ討論会の服装のカラーコーディネートに注目が集まったのは、第35代大統領である、ジョン・F・ケネディの時であるとの事。
そして、このテレビ討論会時のケネディの服装は、「希望」「沈静」「男性的」をイメージする、紺色のスーツと、「清潔」「永遠」「上品」というイメージの白いシャツ、そして、「情熱的」な赤のネクタイです。
特に、「赤」の色をネクタイ一箇所というアクセントの効いた使い方をした効果もあってか、演説は大成功に終わり、赤いネクタイのパワーの伝説として語られるようになったようです。
このくだりを読んで、ハッと思い、調べてみたら、ヤッパリそうでした。
そう、現アメリカ大統領である、オバマ氏の服装です。
グーグルの画像検索で調べてみると、多くの写真が「紺色のスーツ」「白のYシャツ」「赤のネクタイ」です。
我々、日本のサラリーマンは、大多数の人はスーツの配色には殆ど気を配りませんが(大抵は、ネクタイはスーツと同系統の色か?)、今回の例のように、知っている人は、色が人間の心理に与える影響をちゃんと計算して、服装のカラーコーディネイトをしているようです。
多分、それ専門の知識を持った側近がいるのでしょう。
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