心臓の弱い人は見ないほうがいい動画

別に、残虐な場面とか、血飛沫が飛びかような悲惨なシーンは一切ありませんので、ご安心を。。。

どういった内容の動画かというと、自分の命を掛けるゲームとして知られる「ロシアン・ルーレット」をTVで実演した動画です。

英国のテレビ番組として放送されたようですが、一部では、放送直前にストップがかかった、とか言われている、いわくつきの放送内容だったようです。

概略を書いてみると、

主人公と被験者の二人が登場

  ↓

主人公が被験者に、ピストルの6個ある空の弾装のうち、1つに実弾をつめてもらう。

・6つある弾装のそれぞれには1~6の番号が書かれている
・(イカサマがないとすれば)当然、主人公は、何番の弾装
  に実弾がこれられた
 かは知らない

  ↓

その後、実弾を詰めた被験者には、少し離れた安全な防護ガ
ラスの向こうに移動してもらう

  ↓

主人公は、被験者に、弾装の数である、1~6を声に出して
数えるよう指示する。
(「ワン」、「トゥー」・・・「シックス」)

  ↓

たったこれだけの情報で、主人公は、実弾が装填されたピス
トルを、自分のこめかみあて、引き金を引きます。

ロシアン・ルーレットの開始です。
開始後は、主人公には、何番の弾装に実弾があるか分かりませんが、引き金を引く前に、弾装の番号は確認できます。

ですから、「これは実弾だ!!」と判断した場合は、離れて置いてあるサンドバッグに向けて、引き金を引きます。

そして、その結果は。。。

一発目・・・成功!!(空砲)
二発目・・・成功!!(空砲)
三発目・・・サンドバッグに向けて発射!!。でも空砲

どんどん、次の引き金を引くと実弾である可能性が高くなっていきます。。。

果たして、結果は?

勇気のある方は、下記をご覧ください。

  ↓

  http://www.youtube.com/watch?v=ylAHWVuPNus

最終的には、この実験は成功し、主人公は、実弾の入った弾装を当てることに成功します。

もし、これがイカサマとか、タネのある手品でないとしたら、どういった根拠で、実弾の入った弾装を当てたのでしょうか?

今回のネタは、実を言うと、この動画の主人公である、Derren Brown氏という存在を知ってから、見つけた動画でした。

このDerren Brown氏は、日本では全くといってよいほど無名ですが、イギリスでは「心理魔術師」としていろいろなパフォーマンスを披露しているみたいです。

普通、「魔術師」などと聞くと、何かタネかシカケがあるように思えますが、彼の場合は、「人間の心理」を巧みに利用し、ビックリするような結果を生み出しており、見方によっては、「タネもシカケもない」とも考えられます。

また、「タネもシカケ」もある、所謂、マジシャンのスキルも持っているようです。

さて、かなり驚愕動画である、冒頭の「ロシアン・ルーレット」ですが、、銃弾を込める被験者は、実は、全世界から集めた一万二千人の中から、いくつかのテストをパスして、最終的に選ばれた一人だったとか。
(ブックマークし忘れたのでどこだか忘れましたが、その過程を公開した動画もあります)

そう、もし、本当に「イカサマ」がないという前提を取れば、自分の命に関わるのですから、100%の確率で心理が読める被験者でなければなりません。

では、もし、イカサマでなかったとしたら、どうやって銃弾が込められた弾装の番号を当てたのか?

さすがにそこまでググルほどの根性がなかったのであくまで推測ですが。。。

・Derren Brown氏は、とある心理学にも精通していた。
 この心理学は五感を重要視してるので、今回の場合、
 被験者が実弾を込めた弾装の番号を言葉にして言う時
 の、通常では聞き分けられない、微妙な声の変化を検
 知した。

・最後のクライマックスの部分。長い沈黙の時間が流れ
 ますが、Derren Brown氏は、その間、一般的には「推
 理」とか「論理思考」と呼ばれる、意識の思考ではな
 く、無意識の思考をしていた。(俗に言う「直感」)

私個人としては、最後の二発の間隔が、ほとんど短い(時間的に考える余裕がない)ところにカギがあるのではないかと予測しています。

あえていうと、被験者が数を言った時点で、あるいは、銃弾を込める時の会話などから、「体は既に答えを知っていた」。

なぜ、今回のような、(ある意味ブッ飛んだ)推測をしたかというと、最近買って読んだ、脳科学の本である、

 「単純な脳、複雑な「私」」 池谷祐二 著 朝日出版社

記述の中に、「身体は真実を知っている」「その理由は本人には分からないにしても、直感は案外正しい」という記述があったからです。

逆に言うと、今回、この本を読んで、今回のネタを考えた、というのがホントのところです。

脳科学の最先端の研究者である著者(池谷裕二氏)は、おそらく、この動画の存在を知らないでしょうから、本来であれば、ぜひ見て頂き、コメントが欲しいところですが。。。

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