催眠暗示の体に及ぼす影響:欧米での例

今日の欧米諸国においては、催眠が病院や診療所の診察室にまで普及しているのが現状のようです。

熟達した催眠療法家達は長年に渡って、変性意識状態を駆使して、偏頭痛や喘息や循環障害などの治療に程度の差こそあれ、成功してきています。

さらに、体のより複雑なしくみに対してまでコントロール可能であると主張する人々も一部には出てきました。

こうした催眠療法の可能性についてもっとも衝撃的な科学的証拠を提示してくれたのは、「実際の火傷と想像上の火傷」についての専門家たちによる研究でした。

マサチューセッツ州フラミンガムのカッシング病院の催眠療法専門家である、セオドア・X・バーバーは、催眠暗示により、火傷特有の感覚を引き起こせるばかりでなく、実際に火傷の跡さえもつくれると報告している。

看護士のグループに催眠誘導を施した後に、「あなたの手に煮えたぎった油が飛び散った」という暗示をかけたところ、ある看護士は数年前に火傷をした場所に炎症を生じたのだった。

また、別の催眠療法士は、催眠状態の婦人の皮膚に冷たい銅貨をのせた。

そして、催眠療法士が「これは火に焼かれた銅貨だ」と暗示をかけると、彼女は実際に灼熱感を体験し、なんと、数時間後には、その皮膚にはまさにコインと同じ大きさの水疱が出現したという。


【BGMに使えるピアノ曲・今週の一曲】

いい日旅立ち/山口百恵 (ピアノ solo)

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