五十歳になってからも新しいスキルは修得できる

突然ですが、今から約二年ほど前から “ジャグリング” の練習を始めています。

結論から先に言うと、毎日約一時間弱程度の練習時間で、半年位掛かりましたが、今は “3ボールカスケード” は今晩の晩御飯の事を考えながらも無意識でこなせるようになっています。

そもそもの発端は、2009年の英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」(電子版)に掲載された論文で、

「ジャグリングで脳の白質の部分が増える」

という内容を目にしたのと、その頃はNLPやニューコードNLPの “ニューコードゲーム” に凝っていた理由もあった事から、

「いっちょ、五十を越えたオッサンの脳味噌は全く新しいスキルを覚えることが出来るであろうか?」

というある意味、人体実験の目的もあって、人生で全く経験のない “ジャグリング” に挑戦した次第です。

年齢の関係もあり、体力を必要とするトレーニングは若い人には敵いませんが、ジャグリング程度なら肉体に負担は掛かりませんし、”周辺視野の拡大” というNLPのセッションでも役に立つスキルが修得出来ます。

実際に始めてみると実感できますが、ジャグリングそのものは三つ以上のボールを扱う視覚による認識と肉体による運動を同時に行うような複雑な作業であり、三つのボールを落とさずにコントロールするには、”頭で考えて” いたら絶対に不可能で、何度も何度も失敗を繰り返しながら、最終的には “体が覚える” “無意識が覚える” といった感じになります。

こうして自己流ですがジャグリングの練習を開始して感じた事は、

  • 人間の脳は可塑性を有し、少なくとも五十を過ぎても全く新しい知識を習得できる
  • 不思議な事に、十分な睡眠を取ると次の日には明らかに上達している事が実感できる
  • 屋外で練習した事もあり、夏の暑いときや冬の寒い時は練習はお休みしましたが、半年以上のブランクがあっても無意識はちゃんと覚えていてくれ、直ぐに前回のレベルを取り戻すことが出来る
  • 自転車の練習でもありがちですが、最初のうちはかなり長い期間失敗ばかりでなかなか上達しませんが、ある日を境に急に出来るようになる

などです。

その他にも多々ありますが、それこそNLPで言うところの “言語化できない情報” でここでは文章として書くことは叶いませんが、自分の頭蓋骨の中にある “脳味噌” の不思議な能力を体験できた一件です。

一般的な脳科学分野の定説として、

「脳の神経細胞は若い時の一定期間までは増え続けるが、その後は一切、新しい神経細胞は生成される事はない」

と言われており、今回の私の体感覚だけでは勿論、新しい神経細胞が生まれたかどうかは分かりようがありませんが、全く新しいスキルを修得できたという事は、少なくとも神経細胞間のネットワークに変化が起きたと言えるのではないかと思います。

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