免疫の力でガンが完治

アメリカ国立がん研究所のS.ローゼンバーグ博士は、自分の著書である「ガンの神秘の扉を開く」(文芸春秋刊)の中で次のようなガンの自然治癒の症例を紹介している。


ローゼンバーグ博士がその男性患者のカルテを見ると(別の医師が執刀済)、患者の胃には、こぶし大の大きさの腫瘍が1つ、肝臓には、それよりは小さいが、やはり腫瘍が3つあり、リンパ節の硬化も疑われた。

さらに、カルテには、このガンが悪性で進行が早いものであらしいと書き込まれていた。

実際、腫瘍は肝臓の一部を埋め尽くしていた。

この患者の再手術の時、執刀医は胃の三分の二と共に、胃にあっる一番大きな腫瘍を切除した。

その一方で、肝臓にある腫瘍には手を付けずにそのままにしておいた。

腫瘍の状態を見た執刀医は、肝臓やその他にあった腫瘍を切除しても殆ど意味がないと判断したからだ。

手術を終えた後は、患者の生命は、残り数ヶ月程度と見られていた。

だが、手術から五ヵ月後、経過観察のために病院を訪れたローゼンバーグ博士は、驚いた。

手術を受け、絶望視されていたその患者は、とても元気で体重も9キロ増え、仕事に復帰していたのである。


この症例をきっかけにして、ローゼンバーグ博士は、体の自然な働きによって生じた老廃物や、身体に進入してきた細菌やウイルスを破壊し、分子レベルエラーを正して、健康を維持する働きに関する免疫系が、様々な免疫細胞(NK細胞など)によりガン細胞を攻撃し、破壊することを発見した。

また、これらの様々な免疫細胞は「サイトカイニン」と総称される物質群によって情報伝達を行い、これらの物質をガン患者により多く投与することにより、患者の免疫能力を強化する方法も発見したのである。

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