オバマ大統領が使ったNLPテク (9)

オバマ大統領のスピーチには、エリクソン催眠をはじめとした、様々なNLPのテクニックが使われていることを解説したレポート

「An Examination of Obama’s Use of Hidden Hypnosis Technichs in His Speech」

の解説の続き。


Sixteen months have passed (間) since we first stood together on the steps of the Old State Capitol (間) in Springfield, Illusions. (間) Thousands (間) of miles have been travelled. (間) Millions of voices have been heard. (間) And because what you said (間) because you decided that change must come to Washington (間) ; because you belived (間) that this year must be different than all the rest (間) ; because you chose (間) to listen not to your doubts or ……

……Because of you (間) tonight, I can stand here and say that I will be (間) the Democratic nominee (間) for President of the United States of America.

オバマ氏のこのスピーチは、上記のものに限らず、「Ultra slowly」に語り、適度な、あるいは長い「間」をおいていることから、スピーチの内容に関わらず、このことからでも、意図して催眠的技法を用いていることが分かる。

古典催眠の技法の中に、催眠深化の言語パターンとして「カウンティング」というものがあります。

例えば、「今から、私が1~5まで数えると、あなたは、さらにリラックスしていきます。それでは、1・・2・・3・・」というようなステートメントです。

エリクソン催眠でも、クライアントのペーシングのために、このカウンティングを使うことがありますが、かなり凝った形式でカウントし、クライアントの意識のレベルでは気付かないケースもあります。

オバマ氏の上記のスピーチの中にも、このカウンティングが行われています。

それは、

  1. “Sixteen months”
  2. “Thousands of miles”
  3. “Millions of voices”

の3箇所です。

古典催眠にあるような、1つずつ減っていく(増えていく)カウンティングとはかなり異なります。

さらに、この上記文章の中では、エリクソン催眠の技法が用いられています。

それは、聴衆は「Sixteen months」と聞くと、ここ半年のことを思い浮かべるかもしれません。

「Thousands of miles」と聞くと、何か長距離に関するイメージを思い浮かべるでしょう。

しかしながら、次に続く、「Millions of voices」という言葉を聴いても、具体的なイメージを意識することはできず(もしくは、短時間のうちにイメージすることは非常に困難)、意識のレベルにスキが出来ます。

そして、次に、「because~」という、リンク言語を多用し、聴衆の無意識のレベルにメッセージを植えつけています。

そのメッセージとは、最後に語られている、「私が次期アメリカ大統領になるのだ」という内容です。

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