なぜプロゴルファーでもパットを外すのか?

私自信はゴルフはやった経験はないのですが、その私でさえ知っている、ゴルフ・プレーの手に汗握るシーンが最後のグリーン上でのパットのシーンです。

ここでチョット考えてみましょう。

プロの世界では、グリーンの上でパットを振る場面では、技術もさることながら、メンタルな要素も重要で、プレイヤー個々にいろいろな工夫を凝らしているのは以前、お話した通りです。

ここで、今回は、これについて、サイエンティフィックな側面で考えてみたいと思います。

表題にもありますように、例えば、同じ場所、同じ天候、同じ服装、同じパター等、いろいろな条件は同じなのに、なぜ、プロといえども、パットを失敗してしまうのでしょうか?

実は、この現象について、脳神経科学的な面から研究した人がいて、結論としては、

「プレイヤーの脳の活動状態をモニターしていれば、パッドが成功するか、失敗するかを予測できる」

というものです。

さらに言うと、「外すとしたら、どのくらいの距離か」までも予測可能だとの事。

以上のような結論の基となる知識は、以下のようなものです。

脳、あるいは脳を活動の基である認知は、どうやら、一時もジッとしておらず、チョコマカと活動が変化していると言われています。

具体的な例を挙げると、錯視の代表的な例である「ルビンの壷」というものがあります。

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これは、見方によって、壷に見えたり、人が対面しているように見えたりします。

フツーはここで終わりですが、少し突っ込んで認識してみると、「壷」と「人の顔」は同時に認識することはありませんし、どちらか一方を長時間認識し続けることは無理だと思います。

このように、脳の活動は、ジッとすることなく、ある意味ユラいでいると言えるでしょう。

さて、ここで、上記の研究ですが、何をモニターしていたかというと、「脳波」です。

さらに、言うと、脳波が「α(アルファ)波が多い時の状態」に、パッディングすると、パターは失敗してしまうようです。

ですから、パターの成功率を高めるためには、「α波」が少ない時をねらって、パッティングする必要があります。

ここで、問題となるのが、「果たして、脳波の状態を自分でコントロール出来るのか?」ということです。

結論としては、「出来ます」。

日本では、あまり普及していませんが、世の中には「バイオ・フィードバック装置」なるものがあり、例えば、自分の脈拍の様子をコンピュータの画面に、それに同期する「蝋燭の炎」の動画として表示させ、トレーニングにより、自分の意思で、脈拍をコントロールする事が可能になります。

この原理を応用すれば、自分で脳波の状態をコントロールすることが可能になるでしょう。

以前の記事に書いたように、プロゴルファーで有名なタイガー・ウッズが、心理学者のジェイ・フレンザ医師から催眠療法を受けていた事も、今回のネタに関係しているかもしれません。

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