恋する脳内ホルモン

「PEA(フェニル・エチル・アミン)」

科学的な分析技術の発達により、私達人間の感情は脳内で生産される、様々な化学物質によりコントロールされていることが分かってきました。

例えば、幸福感・満足感には、「ランナーズ・ハイ」を起こす物質とされるドーパミンが脳内で合成され、快楽中枢を刺激することにより引き起こされる、とされています。

これらの一連の物質は脳内ホルモンとしてグルーピングされ、脳内で合成される上に、脳-血液関門の存在により、注射などにより外部から摂取されても、脳内には到達しません。

さて、人間の活動の中で最も楽しいものの1つである恋愛というものはどうでしょうか?

実は、恋愛感情をコントロールする「脳内ホルモン」は既に判明しており、「PEA(フェニールエチルアミン)」と呼ばれています。

PEAの本来の作用は神経伝達物質として働くのですが、さらに「スキ」「一緒にいたい」などの感情も引き起こし、別名「恋愛ホルモン」と呼ばれているようです。

さて、PEAは極フツーの恋愛でも生産されますが、その恋が許されない恋であったり、逆に、なんらかの理由(例:失恋)で恋愛対象を失った場合には、もの凄い量のPEAが生産されるという報告もあります。

さらに、PEAは食欲を抑制したり、つやのある肌や目に潤いと力を与える効果もあるとの事。

「恋をした女性は何歳になっても美しい」

とは昔から言われている言葉ですが、あながち出鱈目ではなく、近い将来、科学的に実証される日がくるかも知れません。

さて、このPEAの生産ですが、他の生体内物質と同様、「必要な時に・必要な分」しか合成されません。

人間の一生を通じて生涯生産される訳ではないのです。

いつかは生産のピークを越えて、枯渇していく運命にあります。

ですから、最初は燃え上がるような激しい恋に落ちて、ゴールに至ったとしても、いずれは、その熱も冷め、平常な心が戻ってきます。

このような過程を、科学的に検証した例もあります。

アメリカの人類学者は、世界各地で離婚調査を行い、離婚するカップルが最も多いのは、結婚後4年後であるというデータを発表し、「生物学的観点から見れば、4年で別れるのが自然である」という仮説を提唱しました。

恋に落ちて、結婚して、そして別れる、というのは、ごく当たり前で自然な現象であると言えるかも知れません。

別の調査データでは、一夫一妻制の哺乳類は全体の3~5%にすぎない、というものがあります。
(↑これはチョット関係ないか。。。)

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