NLPコーチング:パワフルな質問の方法 (5)

クライアントの無意識の制限を見つける (2)

クライアントは無意識のうちに、裏づけのない仮定を自分の会話に組み込んで、自分の問題をセラピスト・コーチに話す場合があります。

セラピスト・コーチは、NLPのスキルを活用しながら、その仮定を注意深く察知する必要があるでしょう。

  • 「彼がそれをやめるまで何回私は彼に言い続けなければならないのでしょう?」

      ↓

    仮定:彼がそれをやめるまでは私は何回か彼に言う必要がある

  • 「彼はいつ責任ある行動をするのでしょう?」

      ↓

    仮定:彼は今、責任ある行動をしていない

  • 「今の状態は、どれほど悪くなるのでしょう?」

      ↓

    仮定:今の状態は悪く、これからもっと悪くなる

  • 「彼はどれほどひどく私を傷つけたいのか?」

      ↓

    仮定:彼は私を傷つけたい

これらのクライアントに対して、セラピスト・コーチはどのように対応していくのでしょうか?

唯一これが正解、というものはないでしょうが、例えば、最初の例の場合、単刀直入に「それは、根拠のない仮説ですよね?」と言えば、クライアントは、「いいえ、そんなことはありません。だって・・・」という具合に、クライアントの思い込みを逆に強化してしまう可能性があります。

例えばの話ですが、私だったら、「では、これから一ヶ月間、毎日、”必ず”彼にそれを言ってください。そして、その結果を一ヵ月後に私に報告してくれませんか?」という、ある意味での宿題を出します。

クライアントに、自分の望まない行動を強制的に、意識して「義務化」することにより、クライアント自身が自分の行動に「ウンザリ」して、何か別の方法があるのでは?と気付かせることが、この宿題の意図です。

また、最後の例は、NLPのスキルのメタモデルを活用して、「彼のどういった行動があなたを傷つけるのですか?」という質問から展開していくのが適当なのではないかと思います。

この「仮定」は、「~時」、「それ以来」あるいは、「もし」といった言葉の背後にも隠されているかもしれません。

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