EMDR (2)

EMDRを受ける確認が出来たクライアントは、問題の出来事に関するネガティブな情報を全て思い浮かべなさい、とセラピストに言われます。

クライアントは、セラピストが左右に行ったり来たりさせている手を目で追うことによって、眼球の随意運動を意図的に起こします。

クライアントは眼球の随意運動を1セット(通常数分間)行うごとに、どのような気分かセラピストに聞かれます。

パニックや不安感情を引き起こす原因になっているものを思い出している間、セラピストはクライアントに対する精神的な支え、治療の進行の役割を担います。

EMDRの治療の目標は、ネガティブな体験に対する情報を急速に処理し、それを引き起こした体験に適応できる程度まで症状を消失させることにあります。

つまり、クライアントの不安を縮小させ、クライアントのネガティブな信念(ビリーフ)をポジティブなものに変え、人間関係や日常生活での態度を改善させるのです。

EMDRは、これまでの臨床での結果から、最も迅速で効果的なものの一つであると考えられます。

ただし、EMDRは熟練したセラピストによって行なわなければなりません。

国際的なEMDRの団体として、EMDR国際協会(http://www.EMDRIA.org/)があります。

心的外傷ストレス障害(PTSD)の治療例を分析した結果、EMDRと行動療法のいずれにも、PTSDの症状を軽減する効果があることが分かりました。

EMDRの治療時間は行動療法よりも少なくて済みました。(5時間対15時間)

他のコントロール群を設定した研究においても、EMDRは恐怖症を治し、法律関係の機関で働く人達のストレスや、心に傷を負った子供たちの不安を軽減する効果があることを示しています。

スポンサーリンク
[スポンサーリンク]
[スポンサーリンク]
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
[スポンサーリンク]

コメントをどうぞ